テンセント、自動運転システムの英Oxboticaに追加出資

自動運転システムの開発を手掛ける英スタートアップ企業のOxboticaはこのほど、シリーズCラウンドで、新たに1億4,000万米ドル(約180億2,600万円)の資金調達を行ったと発表した。出資者リストには、既存株主の騰訊(テンセント)も名を連ねた。

既存株主ではこのほか、英BPのベンチャー投資部門、英ハルマ、豪ホストプラス、独ZFが今回の投資ラウンドに参加。さらに、あいおいニッセイ同和損害保険やENEOSイノベーションパートナーズが新たに投資参画した。

OxboticaのGavin Jackson最高経営責任者(CEO)は、「わが社は汎用的で自立性を備えたオペレーティングシステムを創造する。今回の調達は最終的に自動運転技術の発展に変革をもたらすことになる」と述べた。

創業から8年が経過したOxboticaは英オックスフォードを拠点とし、企業向けにオーダーメードの自動運転ソフトウエアを提供している。今回の調達で、累計の資金調達額は2億2,500万米ドルに達しており、創業者のPaul Newman最高技術責任者(CTO)によれば、自動運転スタートアップ企業で最多となる。

Oxbotica raises US$140 million Series C investment to deploy its operating system for Universal Autonomy™ around the world

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