華為、消費者向け事業の軸足を自動車に移行か

華為終端(ファーウェイデバイス)は車載電池世界大手の寧徳時代新能源(CATL)とスマートカー開発プロジェクトで協力していくことで基本合意(CATLのリリースより)

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)が個人消費者向け事業の軸足をスマートフォンから自動車に移すとの観測が浮上した。来年は、提携先の新興自動車メーカー「金康賽力斯(SERES)」と通じ、価格帯10万~20万元(約195万~390万円)の低価格車から100万元クラスの高級車まで、多くの新型車を投入するとみられる。

華為は自社で自動車を製造せず、自動車メーカーとの提携方式を採っている。市場では、華為が自動車大手の北京汽車とのコラボしたスマートカーを来年に販売するとの期待感も高まっている。

華為傘下の華為終端(ファーウェイデバイス)は14日、車載電池世界大手の寧徳時代新能源(CATL)と、スマートカー開発プロジェクトで協力していくことで基本合意した。華為終端はスマートカー開発に当たり、寧徳時代の車載電池を積極採用。寧徳時代は同プロジェクト向けに市場競争力を備えたハイクオリティな電池を提供する。

宁德时代与华为终端有限公司签署合作备忘录

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