中国の新エネ車販売、9月は82.9%増
全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)によると、中国の9月の新エネルギー車販売台数(小売べース)は、前年同月比82.9%増の61万1,000台だった。前月比では14.7%増えた。
9月の新エネ車販売は、新興勢が好調を維持。中でも哪吒汽車(NETA)、浙江零跑科技などの中堅メーカーが販売を大きく伸ばした。
一方、大手合弁勢では、独フォルクスワーゲン(VW)系の上海大衆(上海VW)と一汽大衆(一汽VW)の2社が出荷ベースで合計1万6,383台を売り、大手合弁による電気自動車(EV)販売の51%を占めた。
1~9月の新エネ車販売(小売りベース)は、前年同期比113.2%増の387万7,000台だった。
乗用車全体の販売台数は、9月が前年同月比21.5%増の192万2,000台、1~9月が2.4%増の1,487万5,000台。6~9月販売は前年同期比143万台増え、累計数を押し上げた。