中国、ロケットの陸上回収に初成功=藍箭航天

中国中央電視台(CCTV)の報道によると、中国の民間ロケット企業、藍箭航天(LandSpace)は19日、甘粛省民勤県で軌道投入級の運搬ロケット「朱雀三号遥二」を打ち上げ、無事に着地に成功した。中国で初めて軌道投入級の運搬ロケットについて、第1段の着陸脚を使った垂直回収と陸上回収を実現した。
今回の試験により、「液体酸素・メタン推進剤、ステンレス製ロケット構造、着陸脚による垂直回収」という技術路線の工学的な実現可能性が体系的に検証された。
今回の成功は、2025年12月に実施された朱雀三号遥一の初飛行に続き、藍箭航天が1年足らずの間に示した2度目の成果となる。
再使用型ロケットの開発では、初回の成功だけでなく、複数回にわたり同じ技術を安定的に再現できるかが重要となる。今回、第1段の軌道投入と回収を同時に成功させたことで、朱雀三号は実用化に向けて重要な検証結果を積み上げたことになる。




