奇瑞汽車がオートバックス、27年に日本へ中国製EVを投入

中国の自動車メーカー、奇瑞汽車(Chery)は11日、日本のカー用品会社オートバックスセブン(AUTOBACS SEVEN)などのパートナーと共同で、中国生産のEV(電気自動車)を日本市場で販売すると発表した。
オートバックスセブンは日本国内に約1,200店舗を展開し、カー用品・中古車販売を主な事業とするが、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD、広東省深セン市)や韓国・現代自動車などのブランドの新車販売にも事業を拡大している。今回の協力には江蘇悦達汽車集団・バッテリーメーカーの国軒高科(Gotion)・日本の塗装設備メーカーのアネスト岩田も参加し、各社がシンガポールに合弁会社を設立する。傘下のEMT社を通じて日本でEVブランドを展開し、27年に日本での最初の純電気自動車の納車を開始する計画だ。
合弁会社は奇瑞が中国市場で蓄積した技術を活用し、先進運転支援システム(ADAS)などの機能を搭載しながら普及価格帯を狙う。新車は悦達汽車の中国工場で生産され、2029年までに4車種を投入する予定で、日本以外の海外市場への展開も検討している。また2030年以降の日本国内生産の可能性についても探っている。新会社はオートバックスセブンの店舗ネットワークを最大限に活用し、初年度は数百カ所の販売・サービス拠点を設立する計画で、出店コストを抑えながら消費者との接点を拡大する。




