地平線と宏景智駕が戦略的提携、共同でソリューション開発へ
中国の自動運転向け人工智能(AI)チップメーカー、北京地平線機器人技術研発(北京市、ホライズン・ロボティクス)は24日、スマート運転のソリューションを手掛ける杭州宏景智駕科技(浙江省杭州市)と戦略的パートナーになると発表した。両社は今後、自動運転車両向けソフトとハードウエアの開発を手掛けていく。
宏景智駕は2018年の設立。異なる顧客のニーズに対して、カスタマイズ化されたL4(特定の条件下における完全AD)スマート運転のソリューションサービスを提供する。
地平線は15年の設立。自動運転向けAIチップメーカーで、ソフトウェアの開発も得意とする。対象物までの距離、位置や形状まで正確に検知できるセンサ技術のAIチップ「征程(Journey)2」など、「征程」シリーズのチップ累計出荷量は100万枚を突破した。
宏景智駕は21年5月、地平線の「征程3」チップと画像サイズ8Mのフロントカメラを搭載したスマート運転ソリューションを製品化。さらに地平線の「征程2」チップを基にしたL2(部分運転自動化)レベルの駐車ソリューションを開発し、乗用車や商用車などで搭載されている
地平线与宏景智驾达成战略合作,共推高阶自动驾驶解决方案量产落地