百度、L5レベルの「APOLLO自動運転ロボット」を公開

中国インターネット検索最大手の百度(北京市、バイドゥ)は18日、科学技術を活かした未来のL5(場所の限定なくシステムがすべてを操作する完全自動運転)の「APOLLO自動車ロボット」を公開した。18日付電車匯などが伝えた。

この日、オンラインで開催されたイベント「百度世界大会2021年」の席上、百度の創業者で董事長兼最高経営責任者(CEO)の李彦宏は、未来の自動運転車のコンセプト「自動車ロボット」を初めて公表。動画では、人を乗せたAPOLLO自動車ロボットの様子を配信した。

公開されたAPOLLO自動車ロボットのボディは四角形で、自動ガルウイングドア、フルガラスルーフ、外部センサーを組み合わせ、低風抵抗リムを採用している。車内にはハンドル、ペダルの設置は無く、超大型曲面スクリーン、スマートコントロール、変光ガラス、無重力シートなど、内装は非常にシンプルだ。L5クラスの能力のほか、音声や顔認識などインタラクティブ能力、ユーザーの滞在的な需要を分析したサービスを提供。さらに、自動車ロボットは、自己学習と自動でアップグレードする機能を備えている。

百度は今回のイベントで、新たにグレードアップした自動運転車のサービスプラットフォーム「夢ト快跑」を発表。これは、APOLLOの過去2年間の運用実績から、自動運転車の商業運用を促進する。

2021年上半期までのデータによると、百度のAPOLLO自動運転サービスは、利用者の累計が40万人以上、走行距離が1,400万キロメートルを超えた。自動運転関連の特許数は2,900件余りとなっている。北京市、広東省広州市、湖南省長砂市、河北省滄州市の4都市で自動運転サービスを提供しており、将来的に百度はより多くのビジネス都市でサービスの提供をする見込みだ。

百度发布Apollo汽车机器人,具备L5级自动驾驶能力

百度发布Apollo汽车机器人和无人车出行平台“萝卜快跑“

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