GMとサムスンSDI、30億ドルで米国に電池工場建設へ
米ゼネラル・モーターズ(GM)と韓国バッテリー大手のサムスンSDIが米国時間25日、30億米ドル以上を投じて米国に電気自動車(EV)用バッテリー生産工場を合弁で設立すると発表した。合弁工場の建設場所は決定していないものの、2026年に稼働開始し、年産能力は最大30ギガヘルツ時(GWh)となる計画だ。
韓国のユン・ソンニョル大統領がワシントンでバイデン米大統領との会談で明らかにした。 今回の訪米には、サムスン電子の李在鎔会長や現代自動車グループの鄭義宣執行委員長など、韓国の主要企業の幹部100人以上が同行した。
合弁工場では、高ニッケルの角型および円筒型電池を生産する予定だ。
GMはすでに米国でLGエナジーソリューションと合弁会社を設立している。 両社は、24年に開業予定のミシガン州工場に26億米ドルを投資して3つの工場を建設する予定。 ただ、インディアナ州ニューカーライルに第4工場を建設する計画を中止しており、GMは他のパートナーとバッテリー工場を建設する可能性もあるとされている。
GMは昨年、22年から24年半ばまでに北米でEV40万台を生産し、25年までに北米の年間生産能力を100万台に引き上げる計画を明らかにしている。
Samsung SDI, General Motors Plan to Establish Joint Venture for Battery Manufacturing