蜂巣能源科技が次世代電池発表、EV航続距離800キロ

(蜂巣能源科技のリリース動画より)

中国車載電池メーカーの蜂巣能源科技(SVOLT Energy Technology、江蘇省常州市)は15日、次世代電池「竜鱗甲電池」を発表した。電池の安全性を飛躍的に高めるとともに、電気自動車(EV)の航続距離を800キロメートルまで延ばすことができるという。

同電池は、熱電分離方式を導入するなど、これまでの技術を刷新。2023年以降、量産型EVに順次搭載される予定だ。

蜂巣能源科技は、中国自動車大手、長城汽車の電池部門を前身とする。2018年に独立し、車載電池と蓄電池の開発、生産、販売を手掛ける。

今年11月に上海証券取引所のハイテク・イノベーション関連企業に特化した市場「科創板(スター・マーケット)」への上場申請が受理された。新規株式公開(IPO)により、150億元(約2,862億円)を調達する計画を掲げている。

蜂巢能源龙鳞甲电池正式发布

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