EV充電器の韓国Chaevi、米国と日本の進出計画
韓国の電気自動車(EV)用充電器メーカーのDaeyoung Chaeviが米国と日本への進出を計画している。海外メディアの報道によれば、同社は米国に超急速充電ネットワークを建設する計画を進めると同時に、日本の自動車メーカーと提携関係を構築した。
盖世汽車などが13日伝えた。Chaeviのキム・ヨンミン最高経営責任者(CEO)によれば、同社は米シリコンバレーに事務所を開設しているが、米国に生産拠点を構えることを検討中。米国進出は、テスラやEVgо、Electrify Americaといった企業との競争がさけられないものの、米国のEV普及に弾みをつけると期待される「インフレ抑制法案」の成立が追い風になるとみている。
キムCEOは日本市場についても、EVの普及率が比較的低く、ポテンシャルは大きいと期待。東京に事務所を開設する計画があると明かした。
一方、中国への進出計画はないと断言。中国の急速充電器数は34万6,950カ所に達しており、非常に過密した市場だとした。