紅旗が「ハンズオフ検知技術」開発、中国企業で初

中国自動車大手、中国第一汽車集団の自主開発ブランド「紅旗」の研究開発総院は28日、国内で初めてハンズオン/オフ検知(HOD、Hands On/Off Detection)技術を開発したと発表した。

IT之家が伝えた。ハンドルの正面左部分、正面右部分、裏面全体の3ゾーンにそれぞれセンサーを配置し、各ゾーンのセンサーが運転手の手とハンドルの関係を独立して検知。触れている状態なのか、しっかりと握っている状態なのか、離している状態なのかを判別する。

開発に当たり、26通りのパターンを検証し、ほぼすべてのドライバーのハンドル操作時の手の位置や癖をカバーした。制御アルゴリズムを通じ、膝や水筒などが誤ってハンドルに当たった場合の安全走行への影響も識別できるようにした。

同技術はすでに、紅旗の超高級SUV(スポーツ多目的車)「E―HS9」に初搭載した。

HODは、運転手がハンドルを操作しているかどうかを検知することで、運転手が車両を制御できる状態にあるか(自動運転中か手動運転手か)を判別するとともに、獲得した情報に基づき運転手に警告を発する、または有効な補助システムを作動させる技術。高度自動運転システムに搭載すべき安全ツールとして、近年、自動車メーカーが重視している。

红旗国内首发离手探测 HOD 转向盘技术

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