住友ゴム、蘇州市で自動運転バスの実証実験開始
住友ゴム工業は16日、江蘇省蘇州市で独自のセンサーレスのセンシング技術「センシングコア」による自動運転バスの実証実験を6月より開始したと発表した。
実証実験は蘇州市相城区で実施。走行中の自動運転バスからクラウドに送信された情報を「センシングコア」の路面状態検知機能で解析し、検知した路面状態は運行管理者に「路面滑りやすさマップ」などの形式で通知することで、安全・安心な運行管理に活用される。今後は、タイヤ荷重検知やタイヤ摩耗検知へ機能を拡張していくことで、運行管理の効率化やタイヤライフサイクルの向上などの新たな価値の創出につなげていく。
蘇州市相城区では、スマートシティーに向けた取り組みが本格化し、自動運転タクシー・自動運転バス・無人配送車・無人清掃車などの自動運転車両が600台以上走行している。