サムスン、半導体投資継続 工場建設投資の9割充当
世界の半導体市況が悪化するなかでも、韓国サムスン電子が半導体分野への投資を継続している。今年1~9月に半導体工場の新設・増設に投じた額は29兆1,021億ウォン(約2兆9,100億円)と、同期の工場建設投資額である32兆9,632億ウォンの88%を占めた。智能制造網が伝えた。
もっとも、前年同期は半導体工場への投資が29兆9,900万ウォン、工場への全体投資が33兆4,926億ウォンだったことから、規模は前年に及ばなかった。
サムスンは、中核事業であるとともに、重要な収益源である半導体部門への投資に重点を置いており、今年5月には半導体を含む戦略分野に今後5年で450兆ウォンを投資すると発表した。