フォックスコンがEV3車を披露、来年にSUV出荷へ
台湾の電子機器受託生産大手の富士康科技集団(フォックスコン、台湾)はこのほど開催した「Hon Hai Tech Day(HHTD21)」で、3台の電気自動車(EV)を披露した。
クロスオーバー車の「モデルB」、ピックアップトラックの「モデルV」を初公開するとともに、昨年にプロトタイプを披露したミドルSUV(多目的スポーツ車)「モデルC」の量産タイプを発表した。「モデルC」は来年の出荷開始を目指す。
プロトタイプ公開時の情報によると、「モデルC」は7人乗りで、全長4.64メートル、ホイールベース2.86メートル。3.8秒で0―100km/hまで加速し、700キロメートルの航続距離を実現する。1,000万台湾ドル(約4,670万円)を下回る価格で販売するとしている。