AIoT向けSOCの微納核芯、2億元を調達

モノのインターネット(IoT)向けチップの開発を手掛ける中国の微納核芯電子科技(浙江省杭州市)はこのほど、AラウンドとA+ラウンド融資で合わせて2億元(約40億円)を調達した。同社は今後、人工知能(AI)技術をIoTに取り入れる「AIoT」向けチップの研究開発(R&D)を加速する。物聯傳媒などが17日伝えた。

Aラウンドのリードインベスターは方正和生が務め、徳貴資本、中航聯創と銘石投資が続いて投資。A+ラウンドでは、毅達資本聯合、聯想創投、東方嘉富投資が出資した。光源資本が単独で、財務顧問を務める。

微納核芯は2021年4月の設立で、AIoT向けのSOC(システム ・オン・チップ)のR&Dと生産を手がける。同社製品はすでにスマート家電、スマートホーム、消費電子、電動工具などの分野で大量に製品化されており、毎月の出荷数は数百万件に達している。北京市と無錫市(江蘇省)に子会社を、上海市に支店を置く。
北京大学集積電路学院の卒業生などからなる創業チームは、半導体のオリンピックと称される国際学会「ISSCC(International Solid-State Circuits Conference)」において3年連続で、世界記録を更新するAIoTチップの実測成果を6本発表している。米インテル社とともに、2021年度のベストチップ賞を受賞している。

AIoT芯片设计公司微纳核芯完成2亿元A轮和A+轮融资,方正和生与毅达资本领投

杭州微纳核芯电子科技有限公司

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