長城汽車、江蘇省に第3世代半導体モジュール工場

中国自動車大手の長城汽車(河北省保定市)は16日、同社の親会社である長城控股集団が江蘇省錫山経済技術開発区と投資契約を締結したと発表した。グループ傘下で自動車部品を製造する蜂巣易創科技が38億元(約756億2,000万円)を投じて、同開発区内に第3世代半導体モジュールのパッケージング工場を新設する。

建設地の敷地面積は約30ムー(約2万平方メートル)、建物面積は約2万8,000平方メートル。車載用モジュールを年間120万個生産するラインを新設する計画で、フル稼働後の年間売上高は15億元を見込む。

長城汽車は同プロジェクトを通じて、車載用パワーモジュールの開発、生産、販売を一本化したハイテク半導体企業へと成長し、中国の車載半導体分野のリーティング・カンパニーとなることを目指す。

長城汽車が建設する第3世代半導体モジュールパッケージング工場の完成イメージ図(同社リリースより)

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