レクサスの中国EV工場、上海市金山区で着工

トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の新エネルギー車(NEV)工場が27日、上海市金山区で着工された。2026年8月の竣工、27年の量産開始を予定しており、初号車は27年中にラインオフする見通し。年間生産能力は最大10万台に達する計画だ。上海金山が伝えた。
今回のプロジェクトは、25年4月22日に上海市政府とトヨタ自動車が戦略的協力協定を締結し、同日には金山区政府とトヨタ中国が協力覚書(MOU)を交わした。そこからわずか2カ月あまりでのスピード着工となり、日中両国の産業連携の進展を象徴する動きとして注目を集めている。