立訊精密工業、技術輸出入の新会社設立

企業データベースサイトの「天眼査」によると、EMS(電子機器の受託製造サービス)の立訊精密工業(広東省東莞市、ラックスシェア)の子会社が16日、技術の輸出入や通信設備の製造・販売を手掛ける新会社、汕頭立訊技術を設けたことが分かった。

新会社は、東莞立訊技術の100%出資する完全子会社で、登録資本金は1億元(約20億円)。経営範囲は、技術の輸出入、貨物の輸出入、通信設備の製販などとしている。東莞立訊技術は、立訊精密工業が90%出資する子会社。

立訊精密工業は、コネクタなど各種電子部品などの製造を請け合っているほか、米アップルの人気スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の部品製造も手掛けている。今年2月には、奇瑞控股集団と傘下の奇瑞汽車、奇瑞新能源汽車技術の3社と戦略提携の枠組み契約を結んだ。立訊精密工業は奇瑞と合弁会社を設立し、新エネルギー車(NEV)の完成車の部品製造をするとみられる。

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