三菱商事、スターラボスペースの合弁事業に戦略的パートナーとして資本参加

Mitsubishi Corporation joins Starlab Space as strategic partner, equity owner in joint venture.

ヒューストン, 2024年4月5日 /PRNewswire/ — ボイジャースペース(Voyager Space)とエアバス(Airbus)の合弁事業であるスターラボスペース(Starlab Space LLC)は本日、三菱商事を戦略的パートナーおよびスターラボスペースの株式所有者として迎え入れました。このパートナーシップにより、スターラボスペースの活動範囲は大西洋を越えたパートナーシップを超え、合弁事業を世界的な組織へと変貌させます。

多様な産業における革新的な取り組みで知られる三菱商事は、このグローバルパートナーシップに広範な専門知識と資源を提供します。三菱商事は、その能力を活用して、多様な産業における地上製品開発を強化・加速させるための宇宙研究を利用し、スターラボの価値を大幅に向上させることが期待されています。また、世界的に宇宙ベースの技術へのアクセスを拡大することも目指しています。

「我々は、エアバスとボイジャーで構成される最高峰のチーム、スターラボと力を合わせることに胸を躍らせています。これにより、宇宙探査における革新を推進し、進歩を加速させることができるでしょう。」と三菱商事インフラ・船舶・宇宙航空機事業部COOの仲庭幹人氏は語りました。さらに「三菱商事とスターラボは共に、商業用地球低軌道(LEO)市場を開放し、世界中の企業や産業に持続的な価値を創造することを目指しています。」と続けました。

さらに、このパートナーシップにより、スターラボの最先端技術と能力を活用することで、日本の宇宙経済と産業基盤がLEO市場へのアクセスを拡大することが期待されています。

「「私たちの合弁事業のパートナーとして三菱商事を迎えることができ、光栄です。」とボイジャースペースの会長兼CEOであるDylan Taylor氏は述べました。続けて「三菱商事の顧客中心主義とイノベーションへのコミットメントは、スターラボのビジョンと完全に一致しています。共に、私たちは世界規模で宇宙技術を解放し、宇宙から地上に至るまで、複数の産業にわたって意義深い影響をもたらすことを目指します。」と語りました。

「ボイジャースペースとの合弁事業において、三菱商事を戦略的パートナーとして迎え入れることができ、大変嬉しく思います。これにより、スターラボスペースは真にグローバルな取り組みへの道を次のレベルに進めることになります。」とエアバス・ディフェンス・アンド・スペースのCEOであるMike Schoellhorn氏はコメントしました。また「私たちの次世代宇宙ステーションは、革新と経験の両方に依存しています。したがって、1960年代から日本における宇宙ビジネスのパイオニアであり、未来を形作る強い意志を持つ三菱商事は、私たちのチームにとってふさわしい存在です。」と付け加えました。

最先端の研究施設とグローバルな拠点を持つスターラボスペースは、先進的な宇宙研究をサポートし、世界規模でエンドユーザーのお客様にサービスを提供するための優れたポジションにあります。このパートナーシップは、スターラボスペースが技術だけでなく、LEOにおけるビジネスとしての宇宙ステーションの運営においてもイノベーションに力を入れていることを示しており、この新しい市場での成功の基準を設定しています。

スターラボスペースについて 

スターラボスペースは、ボイジャースペース、エアバス、三菱商事のグローバルジョイントベンチャーで、商業宇宙ステーション「スターラボ」の設計、建設、運営を行っています。スターラボは、宇宙機関、研究者、企業のグローバルな顧客基盤にサービスを提供し、地球低軌道における人類の継続的な存在を確保し、国際宇宙ステーションから新しい商業宇宙ステーション時代への微小重力科学と研究の円滑な移行を実現します。

スターラボの詳細については、スターラボのウェブサイト(www.starlab-space.com)、ソーシャルメディアでは@Starlab_Space(XInstagram)および@Starlab(Linkedin)をフォローしてください。

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