達達快送、無人宅配車サービス実現

京東、牛犀白と共同で構築

中国で宅配サービス「達達快送」を手掛ける達疆網絡科技(上海市)は27日、無人宅配車プラットフォームを公式発表した。物流倉庫を持つ京東物流集団、無人配送車の牛犀白と共同で、リアルタイムでの都市内の無人宅配サービスを構築する。27日付け騰訊網が伝えた。

「達達快送」は、米国ナスダックに上場している達達集団傘下の達疆網絡科技が開発。中国を代表する宅配プラットフォームだ。年間の配送量は11億件に達し、大量の配送注文でも安定したサービスを提供している。インターネットによる注文管理、無人配送車のスマートスケジューリング、人とコンピュータの相互作用などの高度な運用管理システムを実現させている。

達達快送の無人宅配サービスは既に七鮮超市(北京市)や永輝超市など大手スーパーマーケットチェーン店に提供している。消費者はインターネットを通じて商品を注文後、無人宅配車サービス「小時達」による商品受け取りができる。宅配範囲は10以上の住宅区(小区)をカバーしており、これまでの無人宅配車の注文量は約5,000件、自動運転距離は1万キロメートルを超えた。このサービスをグレードアップさせ、応用範囲を拡大していく予定だ。

達達快送の無人宅配車サービスは、従来の宅配と比較して低コスト、より高い積載重量、安全性が高いなどの特性を持つ。悪天候などの気象条件、業務のピーク時、夜間宅配などの不安定な状況下でも安定した稼働が行えるという。

達達集団の共同創業者で董事兼最高技術責任者(CTO)の楊駿氏は「達達快送は提携企業と共同で無人宅配車のリアルタイムでの宅配を推進し、消費者により良いサービスの体験を提供、利便性を高めることができる」と述べた。

即时消费实现无人配送!达达快送无人配送服务在七鲜、永辉常态化应用

达达快送

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