川崎ロボット、仏山隆深と順徳に新会社

川崎重工の100%中国子会社で、産業用ロボットを手掛ける川崎机器人(天津)(川崎ロボット)は4月22日までに、仏山隆深机器人(広東省仏山市)と共同で広東省仏山市順徳区に産業用ロボットの新会社「隆崎机器人」を設立した。主に4軸プレスのSCARAロボットを生産・販売する。23日付OFWEEK机器人網が伝えた。

新会社は、産業用ロボットの生産業務と併せ、研究開発(R&D)、アフターサービス、トレーニング、システム集積応用などの機能を持たせる。同社は既に製品の開発テストを完了。主な製品は、4軸プレスのSCARAロボットで、今年8月に正式に生産を開始する計画。年間の売上げは8億元(約135億7,400万円)を見込んでいる。

仏山隆深机器人は、2013年に設立。現在、中国国内の白物家電ロボットの市場でシェア1位。ロボット本体のほか、スマート製造やスマート物流、燃料電池の開発にも分野を広げている。

14年には川崎ロボットと提携し、共同で累計6,000台を超えるロボット製品を販売した。17年は川崎ロボットと中国国内初のエンジニアリングR&Dセンターを設立。両社はこれまでの数年間でシステムの統合を行い、共同でR&Dチームを構成、新製品の開発を進めている。

又一机器人行业合作成功案例,隆深与川崎合资建厂落地顺德 

隆深机器人

仏山隆深机器人の公式サイトより

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