スマートスクリーンの歓網科技、数億元を調達
スマートスクリーン運営などを手掛ける歓網科技(広州)はこのほど、Cラウンド融資で数億元を調達したと発表した。これにより、同社はタッチ式の大画面スマートスクリーン、IPTVコンテンツの付加価値サービス運営など主要業務の成長を推進する。23日付投資界が伝えた。
歓網科技は、2010年に半導体デイスプレのメーカーTCL科技グループ(深セン市)と中国家電大手の長虹電子(四川市)などが共同で設立した。現在、中国最大手のスマートスクリーンサービス企業だ。同社は、将来的に大画面スクリーンスマートメディアプラットフォームの構築と運営を促進する。
歓網科技は、2010年にベンチャーキャピタルの中国寛帯資本(北京市、CBC)からAラウンド融資、15年には中国インターネット大手の騰訊(テンセント)からBラウンド融資を獲得している。今回の融資は、寛帯資本傘下のファンド、号百控股(上海国脉実業)、聯新資本(上海市)など8つのメディア及び戦略的投資家による共同出資となる。
今回、歓網科技は人工知能(AI)やビッグデータ、通信、メディア、映画、スポーツの分野など、さまざまな業界や運営機関からの投資を受け入れており、スマートスクリーン産業は資本市場の注目を集めている。