広州汽車と立訊精密の合弁工場稼働、次世代車向け中核制御システム開発

スマートコネクテッドカー向け中核制御システムを手掛ける立昇科技科技の第1期工場が着工=16日、広東省広州市(同社リリースより)

中国自動車大手の広州汽車集団(広東省広州市)は19日、今年6月末に設立した新会社、立昇科技科技の工場第1期を着工したと発表した。投資額は30億元(約607億円)で、次世代車「スマートコネクテッドカー」向け中核制御システムの開発と生産を手掛ける。

立昇科技科技は、中国の電子部品メーカー、立訊精密工業(ラックスシェア、広東省東莞市)との共同出資で設立した。今回稼働した工場第1期の用地面積は約6万7,000平方メートル。2024年に量産を開始する予定で、フル稼働後の年間生産額は約100億元を見込む。

研究開発(R&D)拠点も併設しており、川上・川下の関連産業を含め、1,000人を超える雇用機会を創出するとみられている。

スマートコネクテッドカーの開発競争が過熱するなか、完成車メーカーは、単独または共同出資の方式で自前のサプライチェーンを構築し、リスク対応力を高めている。一方、スマートコネクテッドカー向け部品の分野では、企業の再編・淘汰が加速しており、立訊精密工業のような新規参入の異業種企業が完成車メーカーと提携を進めるなど、業界の勢力図を一変させている。

広州汽車集団と立訊精密工業との新プロジェクト始動は、同分野の競争を一段と激しくさせそうだ。

立昇科技科技の工場の完成予想図(同社リリースより)

广汽集团携手立讯精密投资30亿,立昇科技项目正式开工

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