手術用ロボットの精勵医療、数億元の資金調達

手術用ロボットの研究開発(R&D)を手掛ける上海精勵医療科技(上海市)はこのほど、シリーズAラウンド(初期段階の資金調達)で製薬大手の正大製薬集団傘下、北京カ迪秦医療器機科技(カは上に下)から数億元を調達したと発表した。人工知能(AI)を活用したスマート医療機器のR&Dと生産を加速する。11日付OFWEEKが伝えた。

精勵医療は2016創業。19年にも三澤創業投資管理からシリーズAラウンドの前段階のPRE-A融資で1,000万元(約1億6,800万円)未満の資金を獲得している。精勵医療は正確な外科手術を行うための高精度な医療手術ロボットのR&Dに重点を置く。上海市の本社は、市内の注目ベンチャーが集まる産業園「上海零号湾全球創新創業園」にあり、生産拠点は江蘇省南通市崇川区に設けている。

創業者で顧力栩董事長は、上海交通大学生物医学工程学院と科学研究教育機関(MED-X)の研究院の教授を務める。米国の電子・情報科学技術協会(IEEE)の会員でもある。

精劢医疗完成数亿元人民币A轮融资

https://robot.ofweek.com/2021-03/ART-8321203-8120-30488736.html

上海精劢医疗科技有限公司

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