長城汽車、無錫でサスペンション工場着工、来年稼動へ

(無錫恵山のリリースより)

中国自動車大手の長城汽車(河北省保定市)は8月31日、江蘇省無錫市でサスペンションなどスマート駆動部品の新工場を着工した。総投資額は31億元(約620億3,100万円)。第1期は2024年前半に竣工・稼働を開始する。本格稼働後の年産額は50億元を見込む。無錫恵山が伝えた。

新工場は、長城汽車傘下の自動車部品メーカー、精誠工科汽車系統(河北省保定市)が事業主体。第1期は13億6,400万元を投じ、敷地面積は82ムー、工場や研究開発オフィスの建築面積はの8万7,000平方メートルで、来年前半に完了する予定。

最終的な工場の年産規模は、EASエアサスペンションシステム110万セット、EDC電子制御サスペンションシステム260万セット、年産額は50億元に達すると見込んでいる。 工場責任者によると、長城汽車のスマート駆動分野の資源を統合し、サスペンションの研究開発・生産を強化するのが狙い。

精誠工科汽車系統はシャシーシステム、ボディシステム、設備システムなどを開発生産しており、国内外の製造工場を29拠点設置。また無錫、保定、上海、張家港、平湖、南京、深セン、ドイツ、インドにそれぞれ研究開発センターを設けている。

总投资31亿元,明年竣工投产 长城汽车智能核心部件无锡基地项目正式开工

精诚工科汽车系统

Tags: , , , ,

関連記事