スイッチサイエンス、中国Elephant Roboticsのロボットアーム販売開始

Elephant Roboticsの高精度ステッピングモーター搭載ロボットアーム「UltraArm P340」。写真はドローイングキットと組み合わせた使用例(スイッチサイエンスのリリースより)

電子回路モジュール開発のスイッチサイエンス(東京都新宿区)は28日、中国ロボットメーカーのElephant Robotics(大象機械人、広東省深セン市)が開発した、アーム部分が金属製でステッピングモータによる繊細な動作が可能なロボットアーム「UltraArm P340」の日本での販売を開始したと発表した。

「UltraArm P340」は、金属製のアームと高精度なステッピングモーターを搭載することで、±0.1 mmの位置決め精度と高い安定性を実現。可動領域はA5用紙ほどで、グリッパーやペンホルダーなどさまざまなエンドエフェクタと自由に組み合わせることができる。ROS、ROS2によるロボット制御からmyBlocklyによるブロックブログラミングに対応しており、学校など教育機関や研究機関、職業教育などさまざまな用途での使用を想定している。

スイッチサイエンスはウェブサイトでロボットアーム「UltraArm P340」を販売するほか、「UltraArm P340」と組み合わせて使うエンドエフェクタとしてのドローイングキット、吸引ポンプ、グリッパーも取り扱う。

ElephantRoboticsは2016年の設立。同年に世界的なハードウェアアクセラレータHAXの中国国内バッチに、M5Stackと共に採用された。その製品は、工業生産や科学研究だけでなく、教育、家庭まで広く使用されている。

スイッチサイエンス、Elephant Robotics社の高精度ステッピングモーター搭載ロボットアーム『UltraArm P340』及び周辺部品を2023年7月28日に販売開始

株式会社スイッチサイエンス

Elephant Robotics (大象机器人)

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