GSユアサ、中国で自動車用鉛蓄電池を製造・販売する2社の株式一部を売却

自動車・産業用電池のGSユアサ(京都市)は25日、中国で自動車用鉛蓄電池を製造・販売する2社の株式一部を売却すると発表した。

2社は天津傑士電池と湯浅蓄電池(順徳)で、いずれも株式の70%を中国で鉛蓄電池を手掛ける理士国際(Leoch Battery)に売却する。 両社は25日に株式譲渡契約を締結し、9月中に譲渡を完了する予定で、譲渡株式総額は約40億円となる見込み。

GSユアサは、子会社が保有する天天津傑士の株式を含め、持株比率を100%から30%に引き下げ、両社は持分法適用会社となるが、技術支援は継続する。

鉛電池はエンジンの補助電源として使用されているものの、中国では純電気自動車(EV)の普及に伴い、自動車用鉛蓄電池の需要は低迷している。


2023 年7月 25 日各位 当社連結子会社(中国法人)の一部持分譲渡契約締結に関するお知らせ

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