リチウム電池の国軒高科、独シーメンスと製造のデジタル化で戦略提携
中国の大手リチウム電池メーカー、国軒高科(Gotion High-tech、安徽省合肥市)は6日、電機大手の独シーメンスと生産現場のデジタル化で戦略提携したと発表した。
協定によると、双方はシーメンスのAI(人工知能)産業制御システム技術などのデジタルソリューションに基づき、リチウムイオン電池などの研究開発(R&D)や製造、各工程の管理プラットフォームを共同で構築する。
国軒高科の李晨・董事長(会長)は「材料科学とデジタル技術に基づくエネルギー管理システムを構築し、材料、製造、バッテリーリサイクルの全プロセスをデジタル化で統合する。シーメンスとデジタル・インテリジェンス工場を共同で建設することで、グローバル工場の運営能力を高めたい」と期待を示した。