自動運転の駆勢科技、10億元超を調達=商業化加速へ

同社サイトより

自動運転技術の駆勢科技(北京市、UISEE)は25日、10億元(約160億円)を超える資金調達に成功したと発表した。これを受け、同社は自動運転技術の商業化を加速する。雷鋒網が伝えた。

駆勢科技は16年2月に設立され、自動運転レベル3(条件付き自動運転)~4(完全・高度自動運転)の技術を持つとされる。中汽創智科技や東風汽車集団、上汽大衆汽車(上汽VW)などと、乗用車の自動運転の研究開発(R&D)で協力。物流分野では、重慶長安民生物流、一汽物流、ドイツの大手化学メーカーBASF SEなどと契約している。上汽通用五菱汽車(SGMW)の工場内倉庫で運用している自動運転貨物車は100台規模で、実働距離は30万キロメートルに達している。

今回の融資は、複数の産業向け投資機関と国有資本の国家製造業轉型升級基金が実施した。新素材と次世代情報技術、電力の3分野の高度化支援を目的に、登録資本金1,476億元で2019年11月に設立された国家製造業轉型升級基金にとっては、自動運転業界に初めての投資となった。

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駆勢科技の公式ウェブサイト

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