拼多多の越境ECサイト「Temu」、日本進出

中国で電子商取引(EC)「拼多多」を運営する上海尋夢信息技術(上海市)は1日、越境ECプラットフォーム「Temu」の日本サイトの運営を開始した。 中国本国以外では、アジア進出は日本が初めて。

「Temu」は昨年9月に米国でサービスを開始して以来、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、英国など欧米を中心に現在までに23カ国に進出している。

Temuの日本サイトでは現在、オープン記念の値下げキャンペーンを実施中で、最大90%割引や送料無料などの特典が受けられる。日本サイトは英語と日本語の両方で利用可能。 日本での国内配送については、佐川急便とヤマト運輸、日本郵便の3社の物流業者を利用しているもようだ。

Temuの低価格戦略は、日本のEコマース企業であるアマゾンや楽天市場などとの競争が激化する可能性もある。

またTemuは、日本を足がかりに東南アジア市場にも本格進出する準備を進めているとされている。

Temu

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