米インテル、ポーランドに工場建設を発表 46億米ドル投資
半導体メーカー世界大手、米インテルは16日、ポーランドに最大46億米ドル(約6,532億円)を投じてチップ新工場を建設すると発表した。
新工場は、ポーランド南部の都市ヴロツワフに建設する。ポーランドへの投資について、同社は「欧州連合(EU)がより強靭な半導体サプライチェーンを構築し、アジアへの依存度を下げることを支援するためのもの」と説明している。
EUは、2030年までにEUの半導体製造能力を、現在の2倍の世界の20%に引き上げることを目標としている。 EUはすでにドイツとアイルランドで、インテル製チップの製造施設に数十億ユーロを投資している。インテルは今後10年以内に800億ユーロ(約12兆3,840億円)相当のチップをEUで生産する計画だ。