印AIスタートアップMinus Zero、L5完全無人自動運転車を発表

Minus Zeroの完全無人運転自動車「zPod」(同社インスタグラムより)

インドのバンガロールに拠点を置く人工知能(AI)スタートアップのMinus Zeroが4日、ステアリングホイールのないインド初の全電気式の完全自動運転車「zPod」を発表した。

「zPod」は、高解像度カメラをベースに構築され、あらゆる走行条件と環境で人間の介入なしに完全に動作できるL5(完全自動運転)車両。高解像度カメラは、車両の周囲をリアルタイムで撮影してAIシステムに送信し、AIシステムはこの情報を処理し、ナビゲーション、速度制御、障害物回避に関する情報に基づいた決定を行う。 zPodのカメラベースのアプローチは、高価なカメラアレイに依存する自動運転車よりも手頃な形態として普及させたい意向だ。

Minus Zeroは2021年の設立。今回、Chiratae Ventures、Snow Leopard Ventures、IIT Mandiなど自動運転車業界のエンジェル投資家からシードラウンドで170万米ドル(約2億3,660万円)を調達している。

minuszero

Tags: , ,

関連記事