上海汽車、個体電池開発の清陶能源に27億元追加出資

(清陶(昆山)能源発展股フンのウェブサイトより)

中国自動車最大手の上海汽車集団(SAIC Motor)は27日、嘉興創キ投資など投資機関を通じて固体電池開発の清陶(昆山)能源発展股フン(江蘇省昆山市)に27億元(約537億3,000万円)を上限に投資する計画を発表した。

上海汽車集団はこれまで、嘉興創キ投資などを通じて、清陶能源に約2億8,350万元を出資し、約4.20%の持分を間接保有している。上海汽車集団は清陶能源の約15.29%の持分を間接的に保有することになる。

清陶能源は2016年の設立。固体リチウムイオン電池、セラミック振動板、リチウム生産設備の研究開発(R&D)と生産を手掛ける。2018年11月には国内初の量産型の固体リチウムイオン電池生産ライン(年産能力0.1ギガワット時(GWh))を稼働開始。2020年7月、江西省宜春市で1GWhのパワー固体電池生産ラインを竣工。23年2月には山東省青島市で新型固体リチウム電池工業化プロジェクトを起工し、年の生産容量は10GWhに達し、稼働後の年産額は100億元になる計画だ。

上海汽車集団は清陶能源と共同研究所を設立し、固体電池材料、セル、システムの共同開発を推進している。

上海汽车集团股份有限公司 关于追加投资清陶(昆山)能源发展股份有限公司 暨关联交易的公告

清陶(昆山)能源发展股份

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