パナソニック、車載電池の年産能力を30年までに200GWhに拡大へ
パナソニックホールディングは18日、電気自動車(EV)の需要増に対応するため、北米に車載電池の新工場を建設し、2030年までに年産能力を200ギガワット時(GWh)に高める方針を明らかにした。生産能力拡大についての具体的な数値計画を示したのは初めて。
18日の戦略説明会で楠見雄規社長が発表した。パナソニックHDは、米EV大手のテスラなどに電池を供給している。現状の車載電池の年産能力は50GWh。北米ではテスラ向けに開発した円筒型の高容量車載電池「4680」を中心に生産を拡大していく方針だ。