騰訊、Q1は増収増益 ゲーム事業など復調続く
中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント、広東省深セン市)が17日発表した2023年第1四半期(1〜3月)の決算によると、 売上高は前年同期比11%増の1,499億8,600万元(約2兆9,367億2,600万円)、純利益(非IFRS)は前年同期比27%増の325億3,800万元となった。コロナ下で低迷していた業績が復調しつつあるようだ。
騰訊の主要3事業(ゲーム、金融フィンテック・企業向けエンタープライズ、広告)がすべて回復した。ゲーム事業の売上高は前年同期比11%増、金融フィンテック・エンタープライズサービス事業の売上高は14%増、広告事業は17%増となった。
騰訊は22年第4四半期(10〜12月)から純利益が2桁の伸びとなっていた。 主要事業は当時も景気低迷などの影響で下方圧力が高く、国内のゲーム事業の売上高は前年同期比6%減、金融フィンテック・企業向けエンタープライズ事業の売上高は1%減となった。 2022年通年での売上高は前年比1%減、純利益(非IFRS)は7%減だった。
ANNOUNCEMENT OF THE RESULTS FOR THE THREE MONTHS ENDED 31 MARCH 2023