奇瑞汽車、大連で新部品工場を着工=約15億元投資

(大連市金浦新区のニュースリリースより)


遼寧省大連市金浦新区によると、中国自動車メーカー、奇瑞汽車(安徽省蕪湖市)は20日、金浦新区で新たな部品工場「奇瑞汽車零部件配套工業園」を着工した。総投資額は15億元(約288億円)で、稼働後は車体、内外装トリム、システム統合、シャーシ、電機部品などを生産する計画だ。

奇瑞汽車の子会社である蕪湖奇瑞科技はと大連華誼投資が共同投資する。土地面積は17万6,900平方メートル。正式稼動後の年産額は22億元となる見込みで、大連自動車部品産業の発展に寄与するとみている。

奇瑞汽車の李立中常務副総経理は「 大連には同時に『奇瑞汽車(大連)研究所』を設立し、継続的に新型車を開発し、既存モデルをアップグレードする体制を整える。 向こう3〜5年で大連拠点は主要事業の生産額を100億元以上にする目標を掲げており、同部品工場と関連サポート部品の生産額は30億元に達するだろう」と述べた。

奇瑞汽車(大連)研究院は、奇瑞汽車工程技術研究開総院の子会社である奇瑞汽車有限公司大連分公司が主導する。200人規模の技術者を採用する。

奇瑞汽車の新エネルギー車(NEV)販売台数は2022年に初めて20万台を超え、前年比112.9%増の23万2,000台となった。

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