吉利汽車と中科創達軟件、自動車用ソフトウェア会社を設立

中国の企業調査アプリ「天眼査App」によると、中国自動車大手の吉利汽車(浙江省杭州市)とソフトウエア開発大手の中科創達軟件(サンダーソフト、北京市)が共同で、自動車ソフトウエアの新会社、浙江星創汽車軟件科技を設立したことが分かった。登録資本金は4,000万元(約7億8,400万円)で、ソフトウエアや人工知能(AI)、情報システム統合サービスを行うとしている。

新会社は、上海慧行智能科技と浙江星創汽車産業発展の共同出資で、前者の支配株主は中科創達軟件、後者は吉利汽車の子会社である浙江吉潤汽車。インテリジェントキャビンOS、インテリジェントドライビングOS、ハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)に至るまで、あらゆる製品と技術を網羅する体制を整える。

吉利はすでに自社で自動運転開発の「創新研究院運転センター」を設けているものの、ソフトウエアのアーキテクチャは非常に複雑で、より広い業界との提携・協力による開発が必要となっている。

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