中国、重点10分野でロボットの活用促進

工業和信息化部など中国の政府関連17部門はこのほど、ロボットをさまざまな分野と融合させる「ロボット+」というコンセプトを推進していくアクションプラン「“ロボット+”応用行動実施方案」を発表し、ロボットの活用を重点的に推進していく10分野を提示した。

10の重点分野は、◇製造業◇農業◇建設◇エネルギー◇通商・物流◇医療・健康◇介護サービス◇教育◇公共コミュニティサービス◇安全緊急対応・極限環境での応用――。分野ごとに具体的な活用シーンを示した。

同プランは、「2025年までに製造業のロボット密度(従業員数に対する産業用ロボットの稼働台数)を20年の2倍とするとともに、サービスロボット、特殊ロボットの各種業種における活用の度合いと幅を顕著に引き上げ、経済・社会の質の高い発展を促進させる上でのロボットの役割を大いに引き上げる」と明示。「10の応用重点分野に焦点を当て、100種以上のロボットの革新的な応用技術とソリューションのブレークスルーを達成するとともに、技術水準が高く、応用モデルを刷新し、かつ顕著な応用効果を得るロボットの典型的な応用シーンとして200以上のパターンを推進し、『ロボット+』を実践する一塊のベンチマーク企業を創出する」とのビジョンを打ち出した。

工业和信息化部等十七部门关于印发“机器人+”应用行动实施方案的通知

一图读懂《“机器人+”应用行动实施方案》

十七部门印发《“机器人+”应用行动实施方案》深化机器人在教学科研等场景应用

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