AI人型ロボット企業の逐際動力、Bラウンドで2億ドルを調達

(逐際動力のウェブサイトより)

AI(人工知能)ヒューマノイドロボット企業の深セン逐際動力科技(LimX Dynamics、広東省深セン市)はこのほど、2億ドル(約311億円)のBラウンド資金調達を完了したと発表した。基石資本が本ラウンドに参加している。今回の調達を受け、同社は2026年に向けて研究開発および市場投入をさらに強化し、具身知能の中核技術と製品のエンジニアリング化、商用化を継続的に推進する方針だ。愛集微が伝えた。

公開情報によると、逐際動力は2022年に設立。フルサイズの汎用人型ロボットおよびその派生製品に注力している。具身知能における基礎的な独自イノベーションを通じて、ロボットの科学研究、製造、商業、家庭など多様なシーンでの応用を推進し、具身知能の実世界展開を加速させることを目指している。

逐際動力は今後、本体ハードウェアの設計・製造、小脳基盤モデル、具身Agentic OSという三つの中核能力を軸に、具身知能における「大脳と小脳」の融合に関する重要技術のブレークスルーを図るとしている。これにより、汎用人型ロボットおよびモジュール型ベースロボットの独自開発を推進するとともに、サプライチェーン・エコシステムの構築を通じて、中国国内およびグローバル市場での展開をさらに拡大する考えだ。

ここ2カ月間で、逐際動力は二つの重要な技術成果を相次いで発表した。多形態具身ロボット「TRON 2」と、具身知能向けオペレーティングシステム「LimX COSA」である。TRON 2は独自のモジュール化設計を採用し、多様な形態を柔軟に組み合わせることが可能で、移動能力と操作能力を両立する。技術検証や用途検証を目的とし、再利用性と拡張性を備えた具身知能の汎用プラットフォームとして位置付けられている。

一方、LimX COSAは物理世界を前提に設計された具身Agentic OSで、モデル、スキル、本体を統合的に制御できるのが特徴だ。これによりロボットは、現実環境の中でタスクを自律的に理解し、行動を計画し、状況に応じた動的な意思決定を行うことが可能になるとされている。

逐际动力

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