日本の半導体製造装置販売額、25年は初の5兆円超え

日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した統計によると、2025年の日本製半導体製造装置の販売額は前年比14%増の5兆0585億円となり、2年連続で増加した。年次販売額が5兆円の大台を突破するのは今回が初めてで、2024年の4兆4356億円を大きく上回り、2年連続で過去最高を更新した。

2025年12月の日本の半導体製造装置販売額(輸出を含む3カ月移動平均)は4234億8700万円となり、前年同月比で4.5%減少し、24カ月ぶりに前年割れとなった。ただし、月次販売額は26カ月連続で3000億円を上回り、14カ月連続で4000億円超を維持しており、過去6番目の高水準を記録した。前月の2025年11月と比べると0.7%増加している。

日本製半導体製造装置の世界市場シェアは、売上高ベースで約30%に達し、米国に次いで世界第2位の規模となっている。

SEAJが1月15日に公表した予測レポートによれば、TSMCによる2ナノメートル(GAA)プロセスへの投資が本格化していることに加え、HBM(高帯域幅メモリ)を中心としたDRAM投資が堅調に推移していることを背景に、25年度(25年4月~26年3月)の日本製半導体製造装置販売額見通しは4兆9111億円へと引き上げられた。これは24年度比で3.0%の増加となる見込みだ。

さらに、26年度の販売額は5兆5004億円に達すると予測されており、前年比12.0%の成長が見込まれている。日本の半導体製造装置産業は、先端ロジックおよびメモリー分野への投資拡大を追い風に、引き続き高水準の成長を維持する見通しだ。

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