吉利のEV幾何汽車、華為のスマートコックピットシステム搭載

中国自動車大手メーカーの吉利汽車(浙江省杭州市)傘下で、高級電気自動車(EV)ブランド「幾何汽車(Geometry)」は4日、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と提携して、自動車用スマートコックピットシステムを搭載すると発表した。智能製造網などが5日伝えた。

幾何汽車が採用するのは、ファーウェイが自社開発した自動車用スマートコックピットシステムで、モバイル端末に対応可能な基本ソフト(OS)「鴻蒙(Harmony、ハーモニー)」だ。鴻蒙は昨年12月、ファーウェイと賽力斯汽車が共同開発した新型スポーツ用多目的車(SUV)「AITO」ブランドのEV「問界M5」に最初に搭載され、7月には新製品大型SUV「Misa M7」にも装備された。さらに北京汽車や長安汽車も鴻蒙の搭載を公表している。

幾何汽車の今年2月の月間販売台数は前年同月比8倍を超え、6月は1万2,163台で175%増と大幅に上昇した。同社は、ファーウェイとの協力により、今後も継続した成長を目指している。

高級電気自動車(EV)ブランド「幾何汽車(Geometry)」(同社サイトより)

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