販売不振の極越汽車、R&D部門などリストラか 

中国自動車大手の吉利汽車(浙江省杭州市)と検索エンジン中国最大手の百度(バイドゥ、北京市)の合弁電気自動車(EV)子会社、極越汽車機械人(旧集度汽車)が、大規模なリストラを実施しているもようだ。界面新聞が12日伝えた。

報道によると、同社の研究開発(R&D)部門は完全に廃止される予定。 現在、同社には正社員と業務委託社員を含めて従業員は5000人以上を擁するが、このうちアフターセールス部門の300人以上の従業員はわずか80人にまで減らされるとされている。

夏一平最高経営責任者(CEO)は社内文書の中で、「熾烈な市場競争に対応するため、販売・サービス能力を強化する。同時に、機能が重複している部門や役職の統合、非効率な社内ワークフローの変更、短期的に業績を向上させることができないプロジェクトの削減など、一連の措置を講じる」としている。

今年1月〜11月の同社の新車販売台数は1万4000台にとどまっている。資金繰りが悪化しているとされる。

极越汽车

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