インテリアス、ゼンリンと提携し、日本地図データをグローバルに提供
ミュンヘン、, 2024年7月4日 /PRNewswire/ — 世界的なソフトウェアエンジニアリングおよびコンサルティング会社であるインテリアス(Intellias)は、日本地図データの大手プロバイダーであるゼンリン(ZENRIN)と新たに提携し、現代のカーナビゲーションシステム向けに日本地図データを強化した最先端のデジタル地図を開発します。
両社は「ナビゲーション・データ・スタンダード(NDS)」アソシエーションの積極的なメンバーであり、効率的かつ正確な地図技術の発展に寄与しています。インテリアスは、地図およびナビゲーションに関する専門知識を活かし、グローバルな顧客との商業プロジェクトに取り組むとともに、自動車業界のデータ標準化に貢献しています。ゼンリンは地図サービスにおいて70年以上の経験を持ち、日本全域を網羅する地図の提供者として強固な信頼を築いています。両社は、実績のある専門知識、手法、およびツールを活用し、自動車分野における効率的で持続可能なイノベーションの最前線に立つ準備が整っています。
インテリアスと協力することで、新たなビジネス拡大の可能性を見出せることを大変嬉しく思います。インテリアスのようなグローバルなソフトウェアエンジニアリングのリーダーとの強固な関係は、自動車関連のグローバルビジネスの成長に貢献する助けとなります。
ゼンリン 副社長 モビリティ&スマートシティ担当責任者 古屋貴雄氏
ゼンリンは、世界各地に確固たる拠点を持ち、地図および位置情報市場の専門家であるインテリアスにアプローチし、日本の地図をグローバル配信に適した特定のデータ形式に変換するための協力を求めました。インテリアスによる特定の地図データの変換と最適化の支援により、ゼンリンはビジネスをより広い市場に拡大し、地図開発において現代的な手法とツールを導入することができるようになります。さらに、両社は協力関係のさらなる発展に向けた共通の接点を見つけ、革新的な技術を活用して相互のビジネス成長を促進する計画です。
ゼンリンとの協力を、地図技術の優れたサービスをより広い地域に提供するという私たちのグローバル化戦略における次のステップとして認識しています。私たちは、日本の地図市場にさらに深く関わり、この分野の最良の手法から学ぶことを期待しています。共に、世界中のドライバーに卓越した体験を提供し、データ豊富な地図で彼らの旅をナビゲートすることを目指しています。
インテリアス モビリティ責任者、デリバリー担当シニアバイスプレジデント Oleksandr Odukha氏
インテリアスの戦略的グローバル化イニシアチブの一環として、同社はこの市場での戦略的提携を構築し、APAC地域におけるプレゼンスを拡大することに努めています。ゼンリンとの協力関係は、インテリアスにとってアジアにおける現地での拠点を拡大する絶好の機会となります。同社は、20年間にわたってグローバルOEMおよび自動車ソリューションプロバイダーに正確なナビゲーションシステムを提供してきた実績あるエンジニアリングDNAと専門知識を活用します。インテリアスは、日本の地図データとサービスのリーダーであるゼンリンを、APAC地域への拡大と、地図ソリューション開発の専門家としての地位を証明するための理想的なパートナーと認識しています。