TSMCの5月売上高、AI需要好調で前年同月比30%増
半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC、台積電)が7日に発表した2024年5月決算によると、連結売上高はで前年同月比30.1%増の2296億2000万台湾元(約1兆1067億6840万円)だった。前月比では2.7%減。
1~5月の累計売上高は前年同期比27%増の1兆580億台湾元となった。
TSMCは第2四半期(4〜6月)の見通しについて、AI(人工知能)や一般サーバー向けのAIチップ需要が継続し、TSMCの収益貢献の主要分野にもなっていると指摘した。中国や米国のサーバー用GPU(画像処理半導体)、ASIC、FPGA、その他のAI分野の旺盛な需要の恩恵を受けているとした。