XTENDが40百万ドルを調達、AIのパワーに人間の常識を融合するロボットの開発を加速

XTEND FOUNDERS: Matteo Shapira – CXO, Aviv Shapira – CEO, Rubi Liani – CTO, Adir Tubi – CQO

Xtendは同社が開発しているXOSというオペレーティング・システムを使い、AIの力を借りて人間とロボットをより良いパートナーとして、現実の世界の予測不能な状況にも対応できるための「常識」をロボット・ドローンに賦与し、これらのマシンが持つ潜在能力を存分に花開かせる試みに取り組んでいます。

テル・アビブ、イスラエル, 2024年5月10日 /PRNewswire/ — 独自のAIを駆使したオペレーティング・システムであるXOSを開発し、 ドローン及びロボットと人間との関係を革新的に変革しようとしているXTENDは、チャータード・グループのリードにより、Cal-Tech(イスラエルのベンチャー・キャピタル・ファンド)を含む既往及び新規の戦略投資家の参加を得て、本日、シリーズBラウンドにより40百万ドルを調達したことを発表しました。この度の資金調達により、XTENDは独自開発のオペレーティング・システムであるXOSと、世界中に残存する長時間を要し危険な作業に従事せざるを得ない就労状況、また安全確保が必要な就労環境に対応するために、XOSの応用開発に邁進し、また、同社製のドローン及びロボット製品のグローバルな売り上げを伸ばせることになります。

XTENDは、革新的で、人間が監督する環境下、操縦者の最小限のトレーニングだけでいかなる環境においても高度かつ複雑で状況が変化するミッションを可能とする、ドローン及びロボットに搭載されるAI駆使のオペレーティング・システムを提供しています。ドローン、ロボットがXTEND製の特許取得済みで人間の知恵とマシンの自律性を最良の形で融合するXOSオペレーティング・システムにより制御されることで、ロジスティクス、公共安全、点検、防衛、セキュリティの専門家が安全な距離から効率的にロボットと対話しながら仕事ができるという新たな業務遂行の枠組みを世界に提供します。

XTENDのチームは、ドローンやロボットの活用がより普遍的な状態になると、人間がその状況の専門家として全プロセスを管理することが決定的に重要となり、人間とAIのコラボレーションがシームレスに展開されそこで理想的な結果を生み出すため双方が最大の力を発揮できることが重要になると考えています。同社の共同創設者でCEOであるアビブ・シャピラ氏は次のように述べます。「ロボットやドローンは、工場から家庭に至るまで、あらゆるものを変革させると期待されています。しかし、次のような大きな障壁が残っています。つまり、現実世界の予測不可能な状況に対処し、周囲の状況を理解し、その情報に基づいて意思決定を行うための常識的な能力を備えなければならないということです。XOSは、ロボットがデータと経験から学習することを可能にするためにAIを使用しています。対象を識別し、複雑な環境をナビゲートし、人間との間で安全に相互連携できるようトレーニングします。私たちは、治安活動における初動対応、捜索救助、 ロジスティクス、重要インフラ点検、防衛、セキュリティなど、複雑なシナリオ下におけるロボットが発揮する真の可能性を開花させていきます。」

「私たちのXOSオペレーティング・システムは、『人間が管理する実用的な自律運転』という考え方に基づき、ドローンやロボットが様々なミッションを自律的に実行することを可能にします。ビル内への入場、フロアの状況確認、それに不審者の追跡までできるようになります。しかし、最も決定的なことは、『常識的な判断』、つまり状況判断や予測していなかった状況などへの対応は人間の管理者の裁量の範疇に残します。このような人間とマシンのチームアップにより、ロボットは管理者に寄り添い共に作業を実行でき、また管理者は同時に多数のロボットを駆使することが可能で、その経験から多くのことを学ぶことができます。このことが、XOSが最終的に選択されるオペレーティング・システムになると考えている理由です。ロボットの持つ潜在能力を最大限生かす一方、チームメンバーが晒される生命の危険、人間の管理不行き届きの心配を低減することができるのです。」

既に何百台ものXTEN製ドローン及びロボットが既に世界中で採用されています。そしてXTENDはXOSオペレーティング・システムとそれに立脚するプラットフォームの開発に継続して取り組んで、人間とマシンのチームアップの未来を提供できることを目指しています。XOSは搭載するハードウェアを選びません。 サードパーティ製機器を含むあらゆる種類のプラットフォームの制御が可能で、既存のテクノロジーを補完すると共に全く新しいシステムをゼロから構築することができます。XOSがオープン・アーキテクチャであることは、他社が開発したアプリケーションも搭載できることを意味しています。

共同設立者でCXOのマテオ・シャピラは、「ルールやシナリオが既知である世界で動く自動運転車とは異なり、XTENDは超変動する環境下でのオペレーションを可能にすることを追求しています。」と付け加えました。「例えば、ラストワンマイルの配達ロボット。このロボットは屋内外を自律的に移動できますが、オフィスビルの入り口を見つけたり、エレベーターや階段に到達するためにフロアレイアウトを理解したりするには、人間の助けが必要になります。このような環境では、予期せぬ事態が発生する可能性が無限にあり、それぞれの職業に応じて最後は人間の意思決定スキルが不可欠です。XTENDのコアテクノロジーであるXOSは、この人間と機械のパートナーシップの考え方をベースに構築されています。私たちは、新しいAIスキルを常に継続してシステムに加えています。これらのスキルによって、ロボットがミッションやタスクの更に大きな部分を処理できるようになり、これを制御する人間は、より多くのミッションを同時に、より大規模に管理できるようになります。」

チャータード・グループの創設者であり会長であるエアル・アグモニは、次のように述べています。「私たちは、ロボットやドローンのような巨大で複雑な産業にAIの価値を付加することができる企業が21世紀の技術的巨人になると信じています。XTENDのこれまでの目覚ましい発展を目の当たりにしてきた私たちは、同社がロボットとドローン、そしてAIの分野で世界のリーダーになる可能性を心から信じています。」

同社の製品は、ロジスティクス、公共安全、点検、セキュリティなど様々な市場に応用できるよう開発されています。米国防総省の特殊部隊やイスラエル国防省の第一線の精鋭部隊も、数百万ドル規模の複数のプログラムにXTENDを採用し、実戦での使用評価のためのシステム開発と実用化を行っています。つまり、ある意味で同社の技術はすでに世界トップクラスの組織で採用されていることになります。

XTENDについて

XTENDは、革新的で人間が主導する自律運転マシンシステムを提供しています。このシステムは、最小限の訓練期間だけで操縦者がいかなる環境下においても非常に正確な操作と行動を実行することを可能とします。同社の特許取得済みであるXOSオペレーティング・システムは、人間の知恵とマシンの自律性の最良の部分を融合させ、同時に物理的な危険へ晒されることを減らし、そうすることで死傷者や傷害の発生を抑え込みます。同社のシステムはすでに世界中で数百台が運用されており、同社はXOSオペレーティング・システムとそれを搭載したプラットフォームの開発を常に継続し、人間とマシンとのチームアップの果実を世界中の防衛、治安やセキュリティ維持活動に従事するプロフェッショナルに提供しています。更に詳細な情報は次のURLからご参照下さい。
https://vimeo.com/802995851/2554c5485a
– この映像は、XTENDチームがドローンとXOSオペレーティング・システムを駆使してトルコで発生した震災での救援活動を撮影したものです。XOSにより、ドローンがこのように危険で狭く近づくのも困難な空間において捜索を実行することを可能にしています。更にロボット・アームや赤外線カメラのような先端技術を利用することで、ドローンの捜索機能はさらに向上します。このミッションはXTEND社内のチームにより実行されましたが、XOSを利用することで事前の知識習得やトレーニングなしでもドローンやその他のスマート機器を用いることで、遠隔地との間においても誰もが簡単に出会い、触れ合うことを可能とします。

チャータード・グループについて

チャータード・グループは、様々な分野の革新的技術に投資するベンチャー・キャピタル・ファンドを活用して、グローバルな投資とグリーンでよりデジタル化が進んだ世界を実現する機会を提供するイノベーションに溢れたグローバルなプライベート・エクイティ・ファンドです。同社の使命は、適格投資家、機関投資家に対して最も進んだグローバルな投資とその機会を提供することにあります。グローバルなプライベート・エクイティ運用会社として、同社は投資にまつわる様々なノイズを遮断し、賢明な金融商品及びサービスを提供し、それにより更にグリーンでデジタル化が進展した世界の実現を促進するだけでなく、その時に応じた強固な金融リターンの実現を目指しています。更に詳しい情報については、次のURLをご参照下さい。
www.charteredgroup.com.

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