小米が初のEV「SU7」を発表、価格は21万5900元
中国スマートフォン大手の小米科技(シャオミ)は28日夜、同社初となる電気自動車(EV)「SU7」を正式発表した。セダンタイプの車両で、航続距離は最長800キロメートル。販売価格は標準タイプが21万5900元(約459万4300円)。
中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(福建省寧徳市、CATL)が開発した新型リチウムイオン車載電池「麒麟電池(Kirin battery)」を搭載しており、100キロまで加速するのに2秒だという。北京や上海、広州など全国29都市のディーラー合計59店舗で取り扱っている。
小米の雷軍・最高経営責任者(CEO)は同日の発表会で、「2023年はEV開発に191億元の研究開発(R&D)費を投じたが、今年はさらに240億元を当てる見込みだ」と述べ、EVの技術開発を強化していく意欲を示した。