天津利安隆新材料、韓 IPI を完全子会社化 電子回路向けポリイミド事業分野に参入
高分子材料メーカーの天津利安隆新材料は2日、子会社である宜興創聚を通じ、韓国IPI社を100%吸収合併する計画を発表した。 宜興創聚は、韓国産業銀行を除く韓国IPIの全株主と株式譲渡契約を締結し、韓国IPIの持分91.74%を約308億6,500万ウォンの対価で取得することに合意した。 韓国IPIは、電子回路材料の絶縁基材として用いられているポリイミド(PI)の生産技術と量産プロセスを有し、製品はサムスン電子、聯茂電子など向けに供給を開始している。