7千haの無人農場を整備へ、上海市が5年計画
上海市農業農村委員会は12日、農業の高度化発展行動計画「上海市推進農業高質量発展行動方案(2021~25年)※1」を発表した。農業生産の自動化・スマート化を進め、2025年までに10万ムー(約6,660ヘクタール)の無人農場を整備する計画だ。東方網などが伝えた。
同計画によると、25年までに穀物生産の無人農場を10万ムー(約6,660ヘクタール)、高水準なスマート化野菜(果物)緑色生産拠点を2万ムー(約1,332ヘクタール)をそれぞれ整備する。また2つのエコサイクル農業実証ゾーン、10のモデルタウン、100のモデル拠点を設ける。
計画ではさらに、年間売上高が1億元(約16億円)を超えるトップ企業100社、農業ハイテク企業50社をそれぞれ育成する計画も掲げた。さらに今後5年間で、環境配慮型の野菜の認証である「緑色農産品」を取得した生産農場のカバー率を60%に、緑色農産物の認証率を30%以上に、緑色水産養殖の割合を80%に引き上げる目標なども明らかにした。