米Faraday Future、具身知能ロボットなど3商品を発表

快科技が2月5日に伝えたところによると、米国時間5日、米ラスベガスで開催された全米自動車ディーラー大会(NADA)で、米電気自動車(EV)開発のFaraday Future(ファラデー・フューチャー、FF)が同社初となる具身知能(Embodied AI)ロボット製品を発表した。
FF創業者であり、パートナー兼最高製品・ユーザーエコシステム責任者を務める賈躍亭氏は、今回の発表でFFが3つのロボットシリーズを投入すると明らかにした。「Futurist」シリーズは、フルサイズの業務向け具身知能ヒューマノイドロボットで、専門性と汎用性を兼ね備えた「オールラウンドなプロフェッショナル」を位置付けとする。
「Master」シリーズは、運動性能を重視した具身知能ヒューマノイドロボットで、人の動作を理解し、連動する「動きのマスター」をコンセプトとしている。
Aegisシリーズは、セキュリティおよび陪伴用途を想定した専門型の四足具身知能ロボットで、標準は四足構造だが、オプションとして四輪仕様も用意される。輪とアームを組み合わせたシリーズは、第2四半期に発表予定だという。
また賈氏は、ヒューマノイドロボットと四足ロボット犬の実際の動作や能力を示す約20秒のデモ映像をSNS上で公開した。
このロボット発表は、中国国内のネットユーザーの間で大きな話題を呼んだ。「賈社長、次は商業宇宙産業に進出する時だ」といった声や、かつての楽視時代の名言をもじって「再び夢のために窒息するのか」と皮肉交じりに評する投稿も見られた。
今回のロボット製品発表の背景には、FFが近年続けてきた経営再建の取り組みがある。上場後、同社は幾度も困難に直面し、一時は破綻の危機に瀕した。昨年4月には賈躍亭氏が再びFFの共同CEOに就任し、企業の立て直しと新たな成長路線の構築を図っている。



