FPTコーポレーション とSBIホールディングス株式会社はFPTスマートクラウドジャパンへの出資検討開始に関する基本合意書を締結

数千個のNVIDIA GPU H100 GPUスーパーチップが輸入され、FPT AIファクトリーの稼働準備が整った。写真:FPT

HANOI, Vietnam, 2024年12月12日 /PRNewswire/ —  FPTコーポレーション(本社:ベトナム・ハノイ、代表取締役会長:チュオン・ザー・ビン、以下 FPT)と、日本の大金融グループSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝、以下 SBI)は、SBIがFPTのグループ会社であるFPTスマートクラウドジャパン株式会社(本社:東京都港区、以下 FCIJ)の株式の最大35%を取得する出資検討を開始する基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。これにより、高性能計算インフラ(GPU クラウド)を開発し、日本の企業や組織のための人工知能(AI)の発展を促進することを目的としております。

これにより、SBIとFPTはFPT AI Factoryを通じて日本における生成AIの活用を推進してまいります。本合意に係る投資契約のプロセスは2025年1月末までの完了を目指します。

近年、生成AIが急速に普及し、2024年にはその市場規模が1,300億ドルを超えると予測されています。さらに、2032年には1兆3,000億ドルに達すると見込まれています。IDCのレポートによれば、日本では、AI市場は今年59億ドルに達し、31.2%の成長を見込んでおります。このような背景から、FPT が研究開発能力の向上、生成AIアプリケーションの開発と導入のためのサービス提供などにより、日本の法人顧客の生産性向上をサポートします。

FPTは2024年11月にAI Factoryの建設を発表し、AIおよびクラウド技術の応用に関する製品とソリューションのエコシステムを発展させるためにFPTスマートクラウドジャパンを設立しました。これは、主権あるAIの発展を目指し、日本をAI国家にすることを目的としております。

FPTは、AI Factoryが米国半導体製造大手NVIDIAのNVIDIA Hopper GPUと最新のNVIDIA AI Enterpriseテクノロジーフレームワークおよびアプリケーションを活用したクラウドサービスを提供することを明らかにしました。主な製品グループは3つあり、FPT AI Infrastructureは大規模なAIモデルの構築と展開を加速するためのGPUクラウドサービスを提供し、FPT AI StudioはAIモデルの高度なトレーニングと微調整を行うためのスマートツールを提供し、FPT AIInferenceはこれらのモデルを効率的にスケールおよび利用することを可能にします。

◆SBI グループについて

1999年創業のSBIグループは、日本におけるインターネット金融サービスのパイオニアとして、証券、銀行、保険分野を中心にインターネットを通じてより低価格で利便性の高い商品やサービスを提供する金融サービス事業を運営しているほか、資産運用事業、投資事業、次世代事業をグローバルに展開するインターネット総合金融グループです。

◆FPTコーポレーションについて
ウェブサイト:https://fpt.com/en

FPTコーポレーションは、デジタル変革のパイオニア、そしてコンサルティング、テクノロジー&テレコミュニケーションサービスとソリューションを提供するリーダーです。AIはFPTが研究開発に投資している先端技術の一つです。FPTはAIを生活に取り入れ、FPT製エコシステムに属するすべての製品やソリューションに統合しております。FPTはNVIDIAやLanding AIと提携し、IBMとMetaが主導するAI Allianceに参加いたしました。これは、地域におけるAIの研究開発を促進し、グローバル規模でAIおよびクラウドソリューションを提供することを目指しております。

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